漫画サイト「マンガノ」にて風見緑哉の最新読切「ネカネーションからの問い」を公開しました。

https://manga-no.com/episodes/105615c2e95bd166922

本作品は「ネカネーション」という架空の制度が導入された未来の日本で働く人々の日常を描いた物語です。
ネカネーションはBI(ベーシックインカム)をモチーフとしています。

今回、この作品を書いたのは「仕事」について考えたことがきっかけでした。
「仕事」と「働く」は普段同じように使っていますが、よく考えてみると少し違いますよね。
仕事は外部から与えられるもの、働くは自分自身の行動を指し、働くという行動の中に仕事が含まれているイメージです。

このような個人制作の読切漫画を描いている時間、基本的に収入はありません。
お仕事として依頼を受けて作品を制作したり、また完成した作品が売れて初めて収入が生まれます。

なので、こういった個人制作は仕事とは言い切れません。
ですが、確実に仕事と同じくらいかそれ以上の時間と労力を使って制作しています。働いています。それなのに価値は見えにくいままです。

ネカネーションのような制度があれば、すぐにお金という成果に結びつきにくいクリエイティブな活動をしているクリエイターも、不安なく制作に集中できるのになという想いを込めつつ、逆に従来の「仕事」という価値観を変えてしまう可能性を持つインパクトに対して、人々はどのように反応するのだろうという興味を作品にしてみました。

「仕事」や「働く」といった生き方を考えるひとつのきっかけになれば幸いです。

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