昨年は奉納祭にしか行けなかった岩手県伝統のお祭り・ 盛岡さんさ踊りを見てきましたよ!
さんさ踊りは和太鼓の同時演奏で世界一の記録を持つことで有名ですね
様々な団体が参加していて、団体によって衣装や踊り方なども少し異なるようです。さんさ太鼓をもった方々が大通りを埋め尽くすのは圧巻ですよ!
去年、岩手県の学生と一緒に開発した岩手発超人スポーツの『ロックハンドバトル』はこのさんさ踊りの起源といわれている『三ツ石伝説』をモチーフとしているんですよ
伝説によると昔この地方に羅刹(らせつ)という鬼が住んでいて付近の住民をなやまし旅人をおどしていました
そこで人々は三ツ石の神にお祈りをして鬼を捉えてもらい境内にある巨大な三ツ石に縛り付けました
鬼は二度と悪さはしないし、また二度とこの地にはやってこないことを誓ったので約束のしるしとして三ツ石に手形を押させて逃がしてやりました
この岩に手形を押したことが『岩手』の懸命の起源といわれ、また鬼が再びこないことを誓ったのでこの地方を『不来方(こずかた)』と呼ぶようになったと伝えられています
鬼の退散を喜んだ住民達は幾日も幾日も踊り、神様に感謝のまごころを捧げました。この踊りが「さんさ踊り」の起源と言われています
三ツ石神社の掲示板に書かれている伝説をそのままご紹介しました!イラストは岩手大学の学生さんによるロックハンドバトルのオリジナルです ※公式ではありません
なるほど、感謝の踊りが今のさんさ踊りに繋がっているんだな
この伝説の残る三ツ石神社は今も実際に盛岡にありまして、三つの巨大な岩が境内にあるんですよ。手形はほぼ風化していますが・・・心の目で見れば見えるはず
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